2005.11/25(Fri)

初七日 想い出

11月25日(金)雷雨

何時も9時45分になるとアランの最後の瞬間が思い出される。
腕の中のアランがフーッと力が抜けていったあの時。
じっと私を見ていた。
前の夜、何時までも眠らなかったアラン。
目に一杯涙を溜めていた。
何が悲しかったのだろう。
別れをアランは知っていたのだろうか。

アランは本当に手の掛からないコだった。
私一人のときでは可哀相と思ったのか、あーちゃんpapaのいる日まで待っていてくれたのだ。
私に抱かれあーちゃんpapaに看取られ鳴き声一つ上げず苦しむ事もなく静かに逝ってしまった。
最後まで親孝行なコだった。

13年と9ヶ月の間
1歳の初めてのヒートが終わった頃に子宮内膜症になり入院手術。
3歳の8月、左大腿部を怪我。7針を縫った。
治療で病院に行ったのは7歳頃から梅雨時になると外耳炎なった事。
それ以外、病院には世話もなったこともない健康なとても丈夫なコだった。
今年5月の健康診断の血液検査の結果も何処にも異常はなく年のわりには健康体と言われてきた。

玩具やボール遊びに興味もなく走っていれば喜んでいたアラン。
若い頃は1日何度も散歩になった。
恐いもの知らずのアランだったけれど意外と臆病者。
稲刈りの終わった田圃に青いビニールシートが掛かったコンバインが風に揺れ、
それが怪獣か何に見えたのか、わぁ!と驚きその先へは進めず引き返して帰ってきた。

曲がり角で猫と遭遇し驚いた猫にシャー!!っとネコパーンチを浴びせられ鼻から血がたらーッと流れていたが
何が起きたか把握できず放心状態のアラン。
町内一、気の強いニワトリに追いかけられ横っ飛びに1メートルは飛び上がったアラン。

11歳まで自転車散歩で朝晩1時間近く走っていた。
田圃に自転車もろとも引きづられ落っこちたこともあった。
原チャリが追い越していったと腹をたて本気になって原チャリを追いかけた。
車の走らない午後の農道だったけれどあの時は恐かった。
散歩用の自転車は4台壊してくれた。
5台目を買った途端、自転車散歩は止めて歩き散歩になった。
6月から早朝散歩に切り替えていた。

3年前の冬。
シャーベット状態の雪道でアランが引っ張った拍子に自転車が横滑りになり
自転車もろとも横転。
顔面強打。髪の生え際から額に酷い傷。
血をダラダラ流して帰ってきた私を見てあーちゃんpapaは呆れ顔。
アランはかーちゃんにとんでもないことをしたんだと帰るなりハウスに入り出てこなかった。

去年の記録的な猛暑も12歳のアランはガレージで乗り越えた。
今年の6月、アランの大好きな「かわ」へ行ったのが遠くまでの散歩の最後になった。
あの頃から体調が悪くなっていたのだろうか。
いや、もっと前からだったのだろう。
毎年、春先頃から、がたっと食欲が落ち恒例「春先病」が始まる。
あの頃に部屋の中へ入れ冷房を着け休ませておけば良かった。

洗濯物を干しに2階のベランダに出ると外の駐車場の草むらが見える。
あそこにアランは日向ぼっこをしていた。
口笛を吹いても何処にいるのかわからずベランダの手すりを音を立ててやると
ようやく気がつき私を見上げてくれた。

生後35日目のアランと出会いそれからの日々。
思い出すのは楽しいことだけ。
私とアランだけが覚えている日々。
虹の橋で楽しく過ごしていてもかーちゃんのこと忘れないで欲しい。
わたしも再び会える日までアランのことは絶対に忘れはしないから。

11.25

テーマ : いま想うこと - ジャンル : 日記

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